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台風 19 号に伴う大規模な浸水被害のあった地域において、令和元年10月23日(水)及び24日
(木)に空間放射線量率の測定、河川の氾濫に伴い流入した泥土の放射能濃度の測定及び大気浮遊じ
んの放射能濃度の測定を実施しましたが、その結果については下記のとおりです。
1 調査結果
・ 空間放射線量率の測定結果については、表1に示すとおり、測定値は 0.08~0.16μSv/h であり、
台風 19 号通過前(令和元年9月)の県内7方部の空間放射線量率(0.03~0.15μSv/h)と同程度で
した。
・ 泥土の測定結果については、表2に示すとおり、Cs134+Cs137 の濃度が 531~2,240Bq/kg(乾)で
あり、これは昨年度県が採取した県内7方部の結果(130~2,600 Bq/kg(乾))と比較して同程度で
した。
・ 大気浮遊じんの測定結果については、表3に示すとおりです。最大値となった桑折町(大字伊達
崎)において、Cs134+Cs137 の濃度は、0.99 mBq/m3
となっていますが、当該濃度の空気を 1 年間吸
い続けたと仮定した場合の内部被ばく線量は 0.00038mSv と計算され、この値は、年間追加被ばく線
量 1mSv の約 2,600 分の 1 となります。
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